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来春のこと [ui message]

飯綱町.jpg来月ちびすけは3歳になります。

早いものですね~。ついこの間、歩いたばかりだったのに。

そして来春には幼稚園です。

ちょうど今は幼稚園の入園説明会のシーズンですが

我が家から2つの幼稚園が近いので、

そのどちらかを…とボンヤリ考えていました。

2歳からはプレ幼稚園も通わせていましたが、

何を基準にどう選んでいいものかずっと悩んでいました。

だって我が家には特別な教育方針とかってないんですもん。

元気に本人が心から楽しいと思ってくれれば何でもいいんです。

それでずーっとしっくりこないままいたら、あの3月11日の大震災と原発の爆発。

この出来事があって私の元々あった夢というか、描いてみたい生活を思い起こさせる

スイッチがどうやら再び入ったようです。

夫と出会ってから彼の思想に感化されて、自然の中で暮らすということに憧れをもつようになり

5年前には土地を手に入れて、森部をスタートさせてしまった私たち。

いずれ都会を離れようと思っていました。

それが仕事や育児で忙殺されて忘れかけていましたが、思い出しました、今だ!と。

土地を探している時にちょうど雑誌で見かけた幼稚園。

「この土地だったら将来子どもができたらここに通わせられるね~」と話していた

ずっと気になっていたその幼稚園に通わせることに決めました。

現地に赴き、先生方のお話や子どもたちの様子を見て、即決でした。

そこはまるでバージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」にあるような

りんごの丘にあって、小さな妖精たちが入れるような幅しかないりんご林の道を通って

抜けると園舎が見えてきます。

ホビットが住んでいそうなところでした(笑) そして自分が通いたい!(夫も同意)

震災をきっかけに子どもには「これからの困難であろう人生を強く生き抜いて欲しい」と

強く強く思ったのです。

そのためには親としてこの大切な幼児期に人間としての根幹をしっかりと太く作ってあげれば

途中どんな試練があっても折れることはないんじゃないかと。

地震も放射能も怖いからという理由も少しはありますが、

移動先でもその不安要素は同じ。 むしろ汚染もひどいかもしれません。

どちらにいても不安で同じリスクならば、少しでも心が豊かに成長するほうを選び、

今回の思い切った決断になりました。

しかしながら、こんなことをあっさり決められたのも、まずは理解ある夫の存在。

「子どもの幼稚園?どこでもいいんじゃん?」的な人ですが、決めたことにはちゃんと

協力をしてくれるので、大変ありがたいし、何より一家を支えてくれます。

そして、両親の存在。 

私が自由に好きなことをできるのも、まだ元気でいてくれる両親あってのこと。

東京にも片足を残して行けることが、心の不安をなくして、自由に考えられます。

結婚して姓もかわったのに、全然自立できてませんね~私(笑)

そして、息子にも感謝。

彼の新生活を通して、私自身も新しい土地でいろんな人と出会い、また新たな発見と学びが

できることを楽しみにしているんです。

これがどう作品につながっていくか、お楽しみに。

というわけで、ずっと悩んでいた幼稚園選びから解放されて、ホッと一息。

次は引っ越しに向けて、まずはフリーマーケット参加です。

 

 

 

 


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