母と子の春休み [ui holiday]
うなだれていましたが、気づけば残り1週間となりましたよ(笑)
わが家では母と子で旅行することを「チルチルミチル」と
呼んでいます。
昔、私が幼稚園児くらいの時、
母と二人で奥多摩の桧原村へ旅行したことがあって
「ういちゃん、チルチルミチルみたいだね」と
何気なく母が言ったのが始まり。
そんなわけで、京都へチルチルミチルしてきました。
初めてのチルチルミチルは京都と奈良。 昨年の春でした。 ちびすけ2歳5ヶ月。
震災後であの当時の不安感や閉塞感から抜け出したくて、思わず前日に決めての逃避行。
日本一の観光地なだけあって、それはそれは別世界の如く、にぎやかで、
ほんのひと時、気分が明るくなったのを思い出します。
そして今回も京都。 母子で行くにはとても便利なんです、いろいろ。
長野から京都へ行くとなると結構な長旅になります。
ワイドビューしなので3時間もゆられてまず名古屋、それから新幹線で約40分で京都。
名古屋で乗り換えがあるのなら!と友人のN家族に会えるかも~と思い
連絡をとってみたら、「なんなら泊まっていって」と快いお返事をいただいたので
名古屋一泊決定~☆ ありがたや~。
私はN夫婦の結婚式の際に名古屋城も、ひつまぶしの蓬莱軒も、手羽先の風来坊も、
ノリタケも、コメダ珈琲も行ったので、観光はせずにN邸を堪能するのみ。
ちびすけも一つ下のRくんのオモチャで一緒に遊べて楽しそうだったし、
なによりも革張りの超高級車に乗れて大満足だったようです←名古屋まるで関係なし(笑)
さ!翌日は新幹線に乗って京都へ向かいました。
事前に予約しておいた自転車(チャイルドシート付きのママチャリがあった!)を借りて
まずは梅小路蒸気機関車館へ。
もうたいていの男児ならばココへ連れて行けば、もう十分かと。 十二分かと。
ちびすけはミニSLに乗ったり、展示してあるSLの機関室見たり、Nゲージのジオラマに
釘づけになったりと鉄ヲタスポットを満喫しておりました。
そして、ホテルに行って小休止を取った後、ギャラリー「モーネンスコンピス」ヘ。
一昨年の秋にwappen展でお世話になった井上由季子さん主宰のギャラリーと工房です。
久しぶりの面々にお会いして、おしゃべりして、
今度は私がリフレッシュ!
ちびすけはというと、由季子さんのお義母さんの
お手製スコーンに大喜びで(私もですが)むしゃむしゃ。
そしてモーネの愛犬のラフとビビりながらも一緒に
遊んで楽しそうでした。
すっかり日も沈んだのでおいとまして、
ホテル近くのファミレスで夕ご飯。
お子様セットについてるオモチャでこれまた大喜び。
翌日はザ☆京都観光をすべく、まずは清水寺へ。 参道の商店に気をとられつつ、
やっと入り口に着いたー!と思ったら「お腹すいた~なんか食べたい」と
自由気まま発言をくり出し、イノダ珈琲へ。
ま、自分も自転車こいで、坂登って、休憩したかったんだけどもね(笑)
ちびすけはすごい勢いでフルーツサンドを一人でたいらげてました←ひと口しかくれない
そして、お次は南下して伏見稲荷神社へ。
さあ、参拝しますよー!と思ったら「疲れた~座りたい」とまたまた自分勝手発言。
もー(怒)とか言いつつ、自転車こいでお腹すいてた自分…。
お稲荷さんを食べに茶店に入って休憩。
なんか、こう振り返ってみると、食べてばっかり! おーい。
いつもちびすけと旅をすると友達からは「すごいねー」と言われます。
母子だけでも楽しい観光地選びと、その日の子どもの体調に合わせて予定を組むこと、
リュック一つだけに必要なものを詰め込んで、つねに両手はフリーというスタイルなら
案外気楽に旅ができるんではないかな?と思います。
母子二人旅に京都を選んだ理由は、道がわかりやすい碁盤の目になってること。
観光の手段がいろいろそろっていること。 子どもが楽しめるスポットがあること。
神社や寺など広い敷地を車を気にせずに歩かせられること。
そして! 美味しい食べ物があること~(笑) お店が多いのもいい。
私は母子だけならいつも宿は東横インと決めています。
狭さがちょうど良いし、清潔だし、無料朝食がある!
パジャマもあるから荷物減になって助かる~。 そして安い~。
食事は昼を豪華に。 子どものペースに合わせて、夕方は外食しないで
デパ地下でお惣菜を買って、お部屋で食べてのんびりしたり。
今回の春の母子旅も食べてばっかりになってしまいましたが、
「またチルチルミチルしようね~」とちびすけは帰路の車内で言います。
うん、またどこか行こうね。
あ、帰りの列車3時間は経由地の名古屋できしめんを腹いっぱい食べたことにより
ほぼ爆睡で乗り切りました。 母の作戦勝利~(笑)