家をつくる 9 [ui house]
信州の秋、こちら北信も朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。
稲刈りもはじまり、りんごの木々にも赤い実がたくさん~♪
秋らしいさわやかな良い日和が続いています。
さて、家づくりもいよいよ自分たちでも動かねばならぬ時がきました!
そうです、その名も「自主施工」(ダダーンッ!)
つまり、自分たちでやってね、ってことです。
まずは床下や外壁の防蟻剤の散布から始まりまして、お次は外壁張りです。
今回の家づくりに関して、建築家さんにすべてお任せしているわけですが、
外壁のイメージだけは希望があった私。
それは「柿張り」(こけらばり)という名の張り方で、
薄い板を鱗状に一面張り詰める壁にしてみたかったんです。
建築家さんのデザインイメージを壊さないか?予算的に可能か?と
おそるおそる建築家さんに伝えたところ、「自分たちで施工するならできますよ」とのお返事!
おお~!ならば、やるしかありません。
小声( 夫よ、がんばって張っておくれ… )
というわけで、外壁張り第一弾を週末の土日におこなったわけです。
秋晴れのさわやかな土曜日、建築家さんご夫妻とスタッフ、
友人ご家族に集まっていただき、始まりました~。
外壁材はレッドシダー(米杉)という大木で、防虫効果や耐久性もあるそうです。
幅がまちまちな材をうまく組み合わせながら、棟梁がつけてくれた胴縁に釘で打っていきます。
←1段目こんな感じ。
ひたすらトンカチで
トントントン。
とにかく壁に
トントントン。
「棟梁だったらどのくらいの期間で仕上がりますか?」とお尋ねしたら
「…一週間ちょっとですかね」と。
ということは、にわか大工がやるとなると…3週間はかかりますな、毎日やって(汗)
ま、まずはこの2日間でどんな感じになるか、試してみないと!ですね(白目)
私ができることと、といえば、(ホントは赤ちゃんのお世話なけりゃ毎日コツコツやりたかった!)
お昼にお手伝いの皆さんにまかないを出すことぐらい~、というわけで、
1日目はザ・カレーライス。トッピングはチキンカツや揚げ野菜。サラダや果物も。
2日目はザ・おでん。鮭おにぎりやイカ飯、酢の物など。
棟梁もご一緒していただいて
楽しいお昼ご飯のひととき。
一同、棟梁の食べっぷりに
おののきつつ(笑)
お腹いっぱいになったホロ酔いの
お父さんたちはグダッと横たわっていたり…。
でも1時になったら、またムクッと起き上がり、トンカチをにぎってトントントン。
快く、にわか大工募集に参加してくださったお父さん方には、大感謝です~!
どうです?すばらしいでしょう~?
あえて不規則に張っているわけですが、
それって結構むずかしいんです。
皆さん、枚数を重ねるごとに
木目を意識してみたり、それぞれに上達しておりました。
小声( あ、お父さんたちががんばっている間、
お母さんと子どもたちは楽しくピクニックをしておりました )
と!こんな感じで、外壁張りは始まりましたが、
今後はコツコツと夫がひとりでがんばって張っていかねばです!
まだまだ続くよ外壁張り、トントントン。