祈り [ui message]
恐ろしいことが起きてしまいました。
今日で大地震発生から6日目となりました。
春の強い風が吹き荒れる東京は、白い梅の花びらが雪のように舞っています。
この空へと遠く続く東北の空からは、本当に冷たく凍えるような白い雪が降っているようです。
日々刻々と明らかになる惨状に言葉を失い、胸がしめつけられ、涙があふれます。
東北地方太平洋沖地震において被災されたすべての皆さまに心から深くお見舞いを
申し上げるとともに、現地で救助救援にあたっておられる方々に深くお礼を申し上げます。
この6日間ただただ呆然とし、ここに何を書いたら良いのかと、被災地へ思いを馳せ、
心がさまよっていました。
昨年末、仙台におもむいて作品展を催してから3か月…まさか、このようなことになるなんて。
作品展でお世話になった「火星の庭」の前野さんご一家の無事を知ることができたのは翌日、
ツイッターでした。 「避難所として開放しています。あたたかいご飯あります。どなたでも
どうぞ。」とありました。 思わず彼女の無事に涙があふれ、その機敏な対応と心意気に
さすがです!と、うなってしまいました。 今もまだ辛い状況に、いや、さらに状況は
過酷になっているはずですが、情報収集に、炊き出しにと頑張っておられるご様子です。
私の作品展へ足を運んでくださった方々から暖かいメッセージが書き込まれた芳名帳を
読み返しながら、この方々の無事を願いつつ、私に何かできないかと考える毎日です。
今はただ冷静に事象の推移を見守り、節電・節水(浄水施設も電気で動きます)に努め、
「生かされている」ということに感謝をしながら、
自分のやるべき事をしっかりとこなしていこうと思います。
どうか、どうか、すべての傷ついた人々にあたたかい希望の光が灯りますようにと
心から祈っています。