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家をつくる 12 [ui house]

新居室内1.jpg早いもので、新居に住み始めてから4か月となります。

引越しから怒涛の片づけを経て、

建築事務所の撮影も終わり、

雪もとけた今日この頃、やっとやっとホッと一息。

パソコンに向かうことができました。

家づくりの記事もすっかり更新が滞ってしまいました。

まずは、引越し直前の室内の様子を。

う~ん、キレイ(笑)

ヘリンボーン模様の床は美しく見事です。

わが家のギザギザな形とお揃い。材は岩手県産の栗を使いました。

薪ストーブもこの空間を十分に暖めることのできる大きさで、この冬は快適でした。

ストーブを設置した床には白い耐火煉瓦を。

これは最初の最初、憧れのペチカへの思い出の素材です。

新居室内2.jpgそして、もう一枚。

2階の子ども部屋に通じる

梯子。

寝室の扉と、アトリエの扉。

白い壁に四角く開いた窓。

窓の先には、ウッドデッキが続いています。

さて、今回ご縁あって、わが家の設計監理をお願いしましたのは、

「一級建築事務所 暮らしと建築社」の須永ご夫妻です。

設計依頼の最初から最後まで、絶大な信頼と正確なお仕事をしていただいて、

なんとも素晴らしい家が完成しました。

須永ご夫妻との出会いは家づくり以上に、楽しく嬉しいものでした。

そして、施工はわが地元・飯綱町の「ツチクラ住建」にお願いしました。

こちらも素晴らしい丁寧なお仕事とチームワークの良い工務店さんで、

お願いして良かった!と思っています。

きっとこれから何十年と、メンテナンスや相談など心強い存在でしょう。

まだまだこの家に住み始めたばかりで、整っていないところばかりですが、

いろいろ手をかけて、作りはじめることができると思うと、ウキウキ♪

雪もとけて、いよいよ進められそうです。

2015天然生活5月号.jpgまだ4か月ですが、住み始めた様子が

←こちら

先日発売されたばかりの

「天然生活5月号」に

様子が掲載されています。

ぜひ書店などでお手に取って、

ご覧下さいませ。

まだまだ、

「家をつくる」カテゴリーで記事は続きます。

備忘録もかねて、しっかり書いておかないと(笑)


家をつくる 11 [ui house]

外壁張り5.jpg

11月になりました。

里山は美しく紅葉し、近くの山々へトレッキングも良し、

たわわに実るりんごを摘むも良し、と

短くも楽しみいろいろの晩秋です。

でも、わが家は大きな〆切目前に

アワアワしておりました。

9月中旬からはじまった外壁張りも、

足場解体宣告をうけて、とにかく仕上げねば!と

焦る&疲労蓄積の日々でありました。

一度決められた解体日を「そこをなんとかあと一週間!」というお願いをしまして、

少し延命~。 (ふぅ…)

最後の土日を使っての仕上げです。

雨模様のお天気の中、建築家さんや友人のS田さんご一家も駆けつけてくださって、

なんとかどうにか、終わりましたよ~! ふおお~!

約2カ月のあいだ、早朝と週末を費やしてがんばってくれた夫に感謝。

そして、週末ごとに家族で駆けつけてくださった友人の皆さま、建築家さんに大感謝。

貴重な休日と、大変な労力を注いでくださって、ありがとうございました。

外壁完成3.jpg

皆、にわか大工ではありながらも、

その仕事の結晶が

←こちら

どうです? なんと美しい外壁でしょう!

張り終えた翌日に現場へ行き、

足場と幕がはずれ、家が現れた光景を見て

思わず「わぁーきれい!」と息子と歓声を

あげてしまいました。

これからの長い間、今回お力を貸してくださった

友人たちと食事やお酒を共にするたびに、この外壁張りの話がつまみになるのだな~と、

それも今から楽しみのひとつでもあります。

 


家をつくる 10 [ui house]

外壁張り4.jpgこちらの里山は稲刈りや脱穀も終わりつつあり、

いよいよふじの収穫もせまってきました。

秋深し、冬が駆け足で近づいてきています。

そんな季節の移ろいの中、家の工事も急ぎ急ぎ(焦)

9月中旬からはじめた外壁張りもひと月半が過ぎ、

そろそろ終盤かな~、と思っていた矢先!

ついに足場解体の宣告を現場監督さんから受けました。

アワワワ…。

父友数名にかわるがわる助っ人に来ていただいたり、

夫は、ほぼ土日は早朝から日没まで、平日は出勤前の1時間ほど作業をしてきましたが、

終ーわーらーなーいー(白目)

今回の壁は下から重ねて張っていくため、屋根に近くなればなるほど、

足場は必要になり、また屋根の傾斜に合わせて、

板を1枚1枚斜めに切る必要があるので、上になればなるほど時間がかかります。

そんなわけで、終盤の方が足場が必要!

でも…何事もお尻を決めることは大事でありまして、

足場のレンタル代もありますし、そのあとの工事の進捗状況にも影響がでるわけです(汗)

私も微力ながら(というかいてもたってもいられず)、

赤ちゃんおんぶしながらトントントンとやってみました。

耳に響いて泣くかな~と思ったけど、意外と背中で静かに固まっておりました(苦笑)

でも、おんぶしているので、足場の狭い隙間などには入れず、手の届く範囲のみ。

それでもけっこう進みましたよ~。

床板張り.jpg

素人が外壁張りで悪戦苦闘するなか、

内部では棟梁が黙々と床板張りをしていました。

とーてーもー細かい作業でして、

通常の張り手間の3倍かかるとのこと。

いやはや、申し訳ございません(汗)

棟梁も日曜祝日関係なしで、休みなく来ておられます。

この現場が終わったらちゃんと

棟梁には会社から長期休暇などいただけるかどうか、

おばちゃんとしては心配しております。

と、とにかく、期日内に外壁張りが終わるかどうか、、、、

でも、高所作業なので安全第一に進めなければデス。

 

 

 


家をつくる 9 [ui house]

外壁張り3.jpg

 

 

 

 

 

信州の秋、こちら北信も朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。

稲刈りもはじまり、りんごの木々にも赤い実がたくさん~♪

秋らしいさわやかな良い日和が続いています。

さて、家づくりもいよいよ自分たちでも動かねばならぬ時がきました!

そうです、その名も「自主施工」(ダダーンッ!)

つまり、自分たちでやってね、ってことです。

まずは床下や外壁の防蟻剤の散布から始まりまして、お次は外壁張りです。

今回の家づくりに関して、建築家さんにすべてお任せしているわけですが、

外壁のイメージだけは希望があった私。

それは「柿張り」(こけらばり)という名の張り方で、

薄い板を鱗状に一面張り詰める壁にしてみたかったんです。

建築家さんのデザインイメージを壊さないか?予算的に可能か?と

おそるおそる建築家さんに伝えたところ、「自分たちで施工するならできますよ」とのお返事!

おお~!ならば、やるしかありません。

小声( 夫よ、がんばって張っておくれ… )

というわけで、外壁張り第一弾を週末の土日におこなったわけです。

秋晴れのさわやかな土曜日、建築家さんご夫妻とスタッフ、

友人ご家族に集まっていただき、始まりました~。

外壁材はレッドシダー(米杉)という大木で、防虫効果や耐久性もあるそうです。

幅がまちまちな材をうまく組み合わせながら、棟梁がつけてくれた胴縁に釘で打っていきます。

外壁張り1.jpg

←1段目こんな感じ。

ひたすらトンカチで

トントントン。

とにかく壁に

トントントン。

「棟梁だったらどのくらいの期間で仕上がりますか?」とお尋ねしたら

「…一週間ちょっとですかね」と。

ということは、にわか大工がやるとなると…3週間はかかりますな、毎日やって(汗)

ま、まずはこの2日間でどんな感じになるか、試してみないと!ですね(白目)

私ができることと、といえば、(ホントは赤ちゃんのお世話なけりゃ毎日コツコツやりたかった!)

お昼にお手伝いの皆さんにまかないを出すことぐらい~、というわけで、

1日目はザ・カレーライス。トッピングはチキンカツや揚げ野菜。サラダや果物も。

2日目はザ・おでん。鮭おにぎりやイカ飯、酢の物など。

まかない.jpg

棟梁もご一緒していただいて

楽しいお昼ご飯のひととき。

一同、棟梁の食べっぷりに

おののきつつ(笑)

お腹いっぱいになったホロ酔いの

お父さんたちはグダッと横たわっていたり…。

でも1時になったら、またムクッと起き上がり、トンカチをにぎってトントントン。

快く、にわか大工募集に参加してくださったお父さん方には、大感謝です~!

外壁張り2.jpg←2日目終了時点でこんな感じ。

どうです?すばらしいでしょう~?

あえて不規則に張っているわけですが、

それって結構むずかしいんです。

皆さん、枚数を重ねるごとに

木目を意識してみたり、それぞれに上達しておりました。

小声( あ、お父さんたちががんばっている間、

お母さんと子どもたちは楽しくピクニックをしておりました )

と!こんな感じで、外壁張りは始まりましたが、

今後はコツコツと夫がひとりでがんばって張っていかねばです!

まだまだ続くよ外壁張り、トントントン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


家をつくる 8 [ui house]

壁合板張り.jpgあっという間に9月になりました。

暑さも秋の長雨で、どこかへ行ってしまったような?

すっかり涼しくなった飯綱町です。

家の工事は粛々と進んでおります。

朝、息子を幼稚園へ送る前にまず現場へ。

炭酸好きな棟梁に差し入れもかねて。

壁の合板が張られ、より室内らしくなってきました。

←ここは私のアトリエ~!

その上は息子の部屋です。

息子は棟梁から木片をいただいたり、落ちている釘なんかを見つけて、

「宝物だ~」と大喜び。

棟梁にもプレゼントをあげる~と言って、蝉の抜け殻なんかをあげていましたよ(汗)

社長さんにもあげるんだ~と言っていたな…。

棟梁はお若い(おそらく20代半ば?と勝手に推察)ですが、

お仕事がとても丁寧です。

道具類などが詰まった車の荷台なんかは、きちんと整理整頓されていて、

(おばちゃんはしっかりチェックしてまっせ~笑)

こういうところでも、仕事ができる!というのが、わかっちゃうものですよね。

私も見習いたいものです。

そのうち、コカコーラとピザを差し入れしたいな、と思います。

 

 

 


家をつくる 7 [ui house]

上棟式.jpgこちらすっかり秋の気配。 涼しいです~。

さて、昨日は上棟式でした。

建て方はすでに先週終わっていましたが、

日を改めての上棟式です。

施工をお願いしている工務店の社長さんを筆頭に、

棟梁やスタッフの皆さん13名と

設計事務所の皆さん4名、そしてわが家4名の

総勢21名の大勢で式がとりおこなわれました!

お天気は直前にザザーッと降ったり止んだりの

ちょっぴり残念な感じではありましたが、なんといっても屋根がもうありましたから

平気平気!

上棟式は社長の祝詞にはじまり→四方お清め(角がいっぱいなので大変~笑)→

木遣り→挨拶→記念撮影と、和やかに進み、無事に式を終えることができました。

私は初めて木遣りを聴きましたが、皆さん美声の方々ばかりで、とても素晴らしかった!

工務店の皆さんのチームワークの良さを歌声に垣間見た時でもありました。

式が終わったあとは、こちらからの感謝の意を込めて、

ご祝儀と引き出物を皆さんにお配りして、お開き!となりました。

小声( さすがに餅は屋根からまきませんでした~。ちょっとやってみたかったけど。笑 )

人生いろいろ経験、初めての上棟式も良い勉強となりました。

ちなみに引き出物の内容は、紅白饅頭・お赤飯・折詰・お酒という

基本的なものにしてみましたが、わが町でお金を使おう!ということで、

すべて地元のお店で揃えました。

帰宅後、わが家でも同じ品々でささやかなお祝い。

引き続き、工事の安全と完成を願いつつ、ホッと一息でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


家をつくる 6 [ui house]

建て方1.jpg

 

 

 

 

 

お盆休みも終わり、いよいよ家の工事も本格的になってきました!

今日は「建て方」ということで、家の構造の要である柱や梁を一気に組み立てていく日でした。

前日までに、基礎のまわりには足場が組まれ、材も運びこまれ、準備万端。

工務店の大工さん一同が集まり、組み立てがはじまりました。

私と息子は遠巻きに、次々とクレーンで吊上げられていく材の行方を眺めていました。

とにかく巨大クレーンに大喜びでありました(笑)

あらかじめ材には組む部分の溝などが掘ってあり、それを場所々にクレーンで

的確に運び、はめこんで、木槌でたたく、なんて感じで進んでいました。

お天気に恵まれたのはとても感謝! だけど残暑厳しく、暑い!

職人さんも汗だくでがんばっておられました。

息子は、とにかく今まで見ていた紙の図面や模型に実際の家のスケール感が

わからなかったようなのですが、今日、ようやく「家」をリアルに感じたようで、

とても楽しそうでした。

小声( お母さんも同じだよ。やっと大きさを実感できた。笑 )

親として、ちょうど5、6歳くらいの幼児時代に、

家をつくる工程をライブで見せることができたのは、本当に良かった!と思うのです。

建築家さん、大工さん、重機オペレーターさんなどの仕事ぶりを自分の目で見て、

紙に書いてあった図面が、どうなっていくのか?という「不思議」を

確かめることができるのだから、こんなに楽しい学びはないな、と。

お昼にいったん休憩をしに家へ戻った息子は、図面を見ながら

何やらせっせと家の絵を描いたり、クレーン車を描いたりしていました。

建て方2.jpg

 

 

 

 

 

夕方になる頃には、雲が広がり、涼しい風が~。

屋根の梁が全部、はめ終わったようです。

明日もまだまだ建て方は続きます。

 

 

 

 


家をつくる 5 [ui house]

基礎完成.jpg今日で7月が終わりですね。

んが、ちびっ子の夏休みはまだまだ続く…(倒)

各地暑さ本番のようですが、

皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

ついこの間までは、大雨が多くて

基礎工事も遅れ気味だったのに、

いきなり夏が来た!というような

暑さが続いています。

それでも、夜に窓を開けたまま寝ると、

風邪をひいてしまうという、この寒暖差のある、わが町です~。

息子に「絶対見たい!」と言われて、先日、基礎にコンクリートを流す工程を見に行きました。

しばらくぶりに来てみましたら、おお!固まっている!

枠もはずれていて、不思議~な形が、くっきり。

迷路?

通りかかった友人が「おもしろい形だね」と評しておりました。

炎天下の中、作業している職人さん、ありがとうございます。

 


家をつくる 4 [ui house]

基礎工事.jpg

 

 

 

 

 

地盤改良も終わり、基礎工事がはじまりました~。

とはいえ、連日の大雨の影響で、工事が遅れているそうです(汗)

ショベルカーで掘った穴に並々と雨水が…。

これをポンプで排出しつつ、職人さんが手際良く作業を進めていました。

コンクリートを流す枠を組んでいましたが、

家の独特な形状がボンヤリと浮かんでいました。

土の上に座って様子を眺める息子と近所の見知らぬご老人も見学。

息子は「コンクリートミキサー車はいつくるの?絶対見たい!」と、、、

いつでしょうかねぇ?


家をつくる 3 [ui house]

地盤工事.jpg

 

 

 

 

 

地鎮祭も終わり、工事も先週からいよいよはじまりました。

土地は緩やか~に傾斜しているので、

まずは家の建つ部分に盛り土をします。

鉄板を敷いて、ダンプカーやショベルカーなど

男児がワクワクしちゃう重機たちが入ってきます。

もちろん、息子も大興奮~。

あっという間の数日で、運んで、盛って、のして、固めて、と

こんもりと土台が出来あがっていました。

お次は、その盛り土の地盤改良。

穴をあけて、柱状にコンクリートを流して固めて、地盤を強くしていくそうです。

この様子も息子見入る、、、いや魅入るかな。

コンクリート製造機付きトラック?みたいなのを、ジーッと観察。

これらが終わると、いよいよ基礎工事がはじまります。

 

 


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