駒ケ岳へ
当地はクーラーいらずでだいぶ助かっております。
(ただし冬は極寒…)
わが家は夫がお盆休みに突入しましたので
まず最初は登山!ということで
駒ケ岳に行ってまいりました。
登山は早朝からが鉄則なので、
久しぶりにユースホステルに前泊をしました。
(学生時代はよく方々のユースを利用しました)
夜明け前の4時に起床し、食堂にておにぎりをパパパッとこしらえて、バス停へ。
4歳のちびすけもちゃんと起きて、はりきって準備をしていました。
お天気も良さそうで、ヨカッタ♪
駒ケ岳はロープウェイにてあっという間に山頂へ行くことができるとあって、
登山初心者や子どもも楽しめるところ。
バスで山道をクネクネ登っていくと、山の中腹にあるロープウェイの駅「しらび平」に到着。
60人乗りのロープウェイに満員乗車するとなんと9分たらずで頂上の千畳敷に到着です!
おおお!すんばらしい景色!!
「千畳敷カール」と呼ばれる
形状の岩肌と緑の高山植物との
コントラストが美しい!
そして、寒っ。
フリースを着て、熱々の握りたておにぎりを食べて、登山計画書を提出して、いざ出発。
黄色や白の花々が咲く千畳敷カールを過ぎると、分岐地点。
右に行けば、45分のお花畑コースでまたロープウェイ乗り場に戻ることができます。
(高山植物の花を楽しみたい散策程度でしたら、これがおススメ。靴もスニーカー程度でOK)
分岐の左は八丁坂。 思わず見上げる岩場の登山道です。
駒ケ岳まではここが一番難所かな、と思います。
岩を慎重に選んで登って行きますが、なかなかの傾斜ですでに息が上がる私(汗)
ちびすけも短い足で岩の段差を
がんばって登っていました(笑)
そして、八丁坂を登りきると
宝剣岳山荘に到着~。
おおお!これまた美しい!!
遠くいろいろな山が見渡せ、なんと富士山まで見える~。
ここで、しばらくおやつ休憩。
ちびすけのリュックにはおやつしかつまっていないわけですが、本人嬉しそうに分配。
山荘の左側には宝剣岳。 人が岩山をよじ登っているのが見える…鎖場ってやつですね(汗)
快晴のほぼ無風なので、大人だけだったら25分程度で山頂で行けるそうですが、
今回はちびもいるし、私は高いところ苦手なのでパスパス(笑)←え?矛盾?
休憩もすんで、目指すは中岳→駒ケ岳。
岩の道も楽しんで進み、途中には可憐な高山植物の花が咲きみだれるのを見つつ、
なかなか良いペース。
そして登山開始から2時間で駒ケ岳到着~!
山頂で朝ごはんです。
おにぎりやカップ麺や果物を
たいらげて、
景色を楽しみつつも
休憩そこそこに来た道を戻ります。
というのも、夏の繁忙期なのでロープウェイが混む、登山道も混む、ので。
帰りは行きよりも慎重に慎重に。岩場の下りもゆっくりと。
八丁坂の帰路はなかなか大変でしたが、早いペースの人に抜かしてもらいつつ、
無事に12時にロープウェイ乗り場まで帰還しました!
往復4時間チョイ。 ほぼ大人のペースでした。
ちびすけ、よくがんばったね!
登頂がんばった金メダルのかわりに、駒ケ岳のかわいいピンバッヂをプレゼント。
さっそく帽子につけて、嬉しそう~☆
帰りも満員車内のロープウェイであっという間に下りて、バスに揺られて、麓へ。
早太郎温泉につかり、駒ヶ根名物ソースかつ丼を食べて、帰路となりました。
宝剣岳・駒ケ岳など3000m弱級の名峰は、麓からの登山道路やロープウェイがなければ
決して素人では立ち入ることのできない山々です。
選ばれたアルピニストしか見れなかった景色をこうして手軽に見ることができることに
ただただ驚き、感謝です。
とはいえ、山は何がおこるかわからないところなので、装備と計画は十分に。
秋の紅葉まで登山のシーズンは続きますので、ぜひご家族でお出かけしてみては?
一見の価値ありです!