いよいよ! [ui work]
5年ぶりの新刊本の制作を4月に始めて
やっとこの日となりました。
あとは印刷所と製本所のお力を借りて、
12月10日の発売を待つばかりです。
今回挑戦したのは20cm四方のフェルト。
タイトルもズバリ「FELT WORK」です。
手芸素材の元祖ともいうべき
フェルトシートを使って、
いろいろなアイディアをひねりだしました。
子どもから大人まで、おしゃれに使えること間違いなしです!
そして、最初の展示会も決まりまして、DMも刷り上がりました。
(↑写真)
長野の善光寺近くにあります「夏至」にて、4日間の展示会と
ワークショップを催します。
会期は12月11日(金)~14日(月)の4日間です。
掲載作品はもちろんのこと、限定uiBagなどここでしか買えない物を
ご覧いただけます。
もちろん新刊本も!(おそらく書店さんよりも早い?!)
詳細は夏至HPにて。ワークショップのお申込みもどうぞ。
http://www.janis.or.jp/users/geshi
新刊をご覧いただいた皆さんのご感想もドキドキです。
uiのフェルトワーク「FELT WORK」(文化出版局)¥1,400税別
どうぞよろしくお願いいたします。
「手紙のある暮らし」 [ui recommend]
こちら長野はすっかり秋めいて、
風が冷たくなりました。
全国いろいろなところで自然災害が
おこっていますね。
皆さまどうぞお気をつけてお過ごしください。
さて、おすすめの本をご紹介します。
ライターの一田憲子さんが取材編集し、
まとめあげました本が、このたび刊行されました。
「手書きだからこそ伝わる大切なこと 手紙のある暮らし」です。
15人の筆まめさんが登場!
(かくゆう私もその1人に加えていただきました)
自分のところはすみっこに置いておきまして、
そのほか14人さまざまなお手紙模様を
じっくり見ることができる一冊です。
デジタル全盛期ですが、ひと文字ひと文字書く「手紙」は素敵だな、
とあらためて実感。
いろんな想いを封筒に詰め込んで送ることができる良さを
再認識できます。
ぜひ、書店などでお見かけの際は、ご覧ください。
そして、秋のお便りをしてみるのは、いかがでしょうか?
2015年 夏 [ui holiday]
すっかり更新不精をしまして、遅ればせながらの
残暑?初秋?お見舞い申し上げます。
こちら長野はすっかり秋の気配。
秋の味覚の代名詞、一番出荷のりんご(つがる)を
お隣さんから頂いちゃうほどに、
初秋感たっぷりでございます。
さてさて、ずっと何をしておりましたかと言いますと、
作品づくりに励んでおりましたよー。
目を三角にしながら…△△
「wappen」から5年経ち、久しぶりの本づくり。
新しいものを生み出す、生みの苦しみ?というか、感を取り戻すのに
少し時間はかかりましたが、気づけば〆切ひと月を切るころには、
モーレツな勢いで作っておりました。
無事に作品制作が完了し、8月頭に久しぶりのメンバーにお会いして、
楽しくサクサクと進んで、撮影終了!
やっと私の夏休みがやってまいりました~(輝)
(といってもそれまでピリピリしていた母がいて迷惑だったろうに、
ごめんね子どもたち、、、)
栗さんは小学生になって初めての夏休みなので、ラジオ体操・プール・宿題と、
やること満載!
絵日記に描くネタも提供せねば、、、ということで、家族旅行は和歌山へ。
パンダと海水浴を満喫の白浜オンリーコースです。
あまし無理をさせてもイカンので、のんびりと。
私はとにかく、温泉入って、マッサージを受けられれば
なんでもいい!ってな具合です(苦笑)
でも、前回泊まって気に入ったお宿に今回も
お世話になったので、とても満喫できましたよー。
それと、栗さんと二人で楽しもう!と
観光列車「ろくもん」にも乗車してきました。
←真田家の家紋「六文銭」や甲冑の色などをイメージ
水戸岡氏デザインの車両に乗るのは、
SL人吉号、隼人の風号、いさぶろうしんぺい号に続き、4線目です~。
手のこんだ車内に母子でテンション上がりました。
そんなこんなで、栗さんの夏休みはあっという間に終わってしまい、もう2学期で登校。
長野はなぜか夏休みが短い!だからと言って、冬休みが長いわけではなく、、、なぜ?
お盆が明けたら即2学期に、最初はおののきましたけど(笑)
子どもが小学校や保育園に行き始めましたらば、いよいよ本づくり後半戦です。
作り方のイラストや図案を描きはじめなければ!
私の夏休みも終わり。
新刊は初冬に発売される予定です。
展示やワークショップもやりたいな~と思っていますので、
皆さんにお会いできることを目標に、素敵な一冊になるようがんばります!
制作ふたたび [ui work]
新年度がはじまりました。
雪もすっかりとけて、
アトリエの窓からの眺めは
スイス風じゃありません~?
さて、私は1年間の産休を終えて、制作活動を再開しました。
今年は秋に新しい本を出版予定なので、まずは集中して、
そのための作品制作にとりかかります。
どんな本になるのかな? 私としても未知です(笑)
そのほか、お仕事のご依頼もお待ちしております~。
祝☆卒園 [ui baby]
春が軽やかにやってきました。
そして、3年3か月通った幼稚園
から巣立つ日がついに訪れました。
息子を通わせたい!という一念で、
東京から移住してきてしまった大胆さを懐かしく、今更ながら驚きつつ、
いろんなご縁がつながって、今日までこれたことに大感謝です。
しかしながら、息子もですが、私も、よくがんばった!のひと言につきます。
(夫は日々というより、各行事でがんばった~)
素晴らしい母友との出会いが、一番の大収穫だったでしょうか。
栗さんは年間通しての小麦色の肌と根性かしら(笑)
最後の最後まで、いろんなことがあって、三文芝居のようでしたけど(←自粛)
卒園組の母たち5人で作り上げた特大「虹ケーキ」は楽しかったなあ!
いつも幼稚園からいただく園だよりが「にじ」というタイトルだったので、
これをデザインに採用~♪
各自焼いてきたスポンジを合体して重ね、間にバナナを入れ、
バタークリームを塗った後に、イチゴ・黄桃・キウィ・ブルーベリージャムで
虹を表現しました。
雲はマシュマロを敷き詰めて。
見立て、
プリッツで木の幹を、
きのこを生やして、
チョコの小枝を積んで薪にして、
雲は綿菓子で表現しました。
特大ケーキは60cm四方、高さ20cmほどの大きさで、初めてこんなに大きなケーキを
作れて、大感動~!
K代さんが作ってくれた、まかないの鶏飯も絶品で、
穏やかな春の日和に、デッキに出てみんなで食べたひと時は幸せでした。
すべての想いが浄化されちゃったような作業日の一日となりました。
ケーキお披露目では、
子どもたちや「にじ」を
書いてくれている先生方が
とても喜んでくれて、
母たちの気持ちが救われました。
そんなこんなで、次は小学校!
楽しいかな? 大丈夫かな? いろいろ不安もあるけれど、
前を向いて、焦らずゆっくりと進んで行けたらいいね。
家をつくる 12 [ui house]
引越しから怒涛の片づけを経て、
建築事務所の撮影も終わり、
雪もとけた今日この頃、やっとやっとホッと一息。
パソコンに向かうことができました。
家づくりの記事もすっかり更新が滞ってしまいました。
まずは、引越し直前の室内の様子を。
う~ん、キレイ(笑)
ヘリンボーン模様の床は美しく見事です。
わが家のギザギザな形とお揃い。材は岩手県産の栗を使いました。
薪ストーブもこの空間を十分に暖めることのできる大きさで、この冬は快適でした。
ストーブを設置した床には白い耐火煉瓦を。
これは最初の最初、憧れのペチカへの思い出の素材です。
2階の子ども部屋に通じる
梯子。
寝室の扉と、アトリエの扉。
白い壁に四角く開いた窓。
窓の先には、ウッドデッキが続いています。
さて、今回ご縁あって、わが家の設計監理をお願いしましたのは、
「一級建築事務所 暮らしと建築社」の須永ご夫妻です。
設計依頼の最初から最後まで、絶大な信頼と正確なお仕事をしていただいて、
なんとも素晴らしい家が完成しました。
須永ご夫妻との出会いは家づくり以上に、楽しく嬉しいものでした。
そして、施工はわが地元・飯綱町の「ツチクラ住建」にお願いしました。
こちらも素晴らしい丁寧なお仕事とチームワークの良い工務店さんで、
お願いして良かった!と思っています。
きっとこれから何十年と、メンテナンスや相談など心強い存在でしょう。
まだまだこの家に住み始めたばかりで、整っていないところばかりですが、
いろいろ手をかけて、作りはじめることができると思うと、ウキウキ♪
雪もとけて、いよいよ進められそうです。
←こちら
先日発売されたばかりの
「天然生活5月号」に
様子が掲載されています。
ぜひ書店などでお手に取って、
ご覧下さいませ。
まだまだ、
「家をつくる」カテゴリーで記事は続きます。
備忘録もかねて、しっかり書いておかないと(笑)
2015年はじまる [ui message]
大変遅くなりましたが、皆さま、あけましておめでとうございます。
2015年がはじまりまして、早くも一週間ちょい…。
昨年11月の更新を最後に、とんと御無沙汰をしてしまいましたブログです。
…生きております。 なんとか無事です。
すべてが後手後手となっておりますのも、年末のバッタバタをいまだに引きずっておりまして(汗)
(小声 年賀状すら手配できていない、、、)
今日やっとこパソコンの前に座ることができますた~。
11月末に新居があれよあれよという間に完成にさしかかり、
それにともない、引越し準備→まだまだ残る自主施工の嵐→引越し→
怒涛の片付け+雪かき+薪割り→幼稚園のクリスマスマーケット→弾丸IKEA→
お正月で客人来訪と、とにかくキィィーッ!と目を三角にしながら過ごしていた年末でありました。
「なんとか雪が降る前に引越したい」という願い通り、
大工さん達のがんばりのかいあって、11月末日には新居が完成し、引き渡し。
チラチラと雪が舞い始める12月3日に引越しをし、その週末にはドッカリ大雪!
危なかった~。
年末最後の平日には梱包で使っていた段ボールが回収され、不用品も処分し、
なんとか暮らしが整いつつある今日この頃です。
今日は、カーテン縫製にも着手し、窓を覆っていたシーツもあと少しではずれそうな感じ。
お兄ちゃんと赤ちゃんの世話をしつつ、家の中を整えることに没頭していたので、
長年の夢の新居へ住まうことを、感慨深く、想いを巡らすまでには、
まだやることがありすぎて、考えるの余裕もないのですが、
「ただただ、よかった」のひと言。
家づくりにかかわってくださったすべての皆さまに大感謝です。
(家の話はまたポツポツと綴っていきます)
去年は緊急入院・出産からNICU通い、新築工事のスタートとめまぐるしく、
やることいっぱいありすぎな一年となりましたが、
なんとかどの案件も無事に着地することができて、本当によかった。
今年はどんな一年になるでしょうか。
「穏やかに、慎ましく、丁寧に」を心がけていきたいです。
おっと!
uiの活動としましては、春を産休明けとして制作活動を再開します。
また素敵なものを生み出していきたいと、思っています。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
家をつくる 11 [ui house]
11月になりました。
里山は美しく紅葉し、近くの山々へトレッキングも良し、
たわわに実るりんごを摘むも良し、と
短くも楽しみいろいろの晩秋です。
でも、わが家は大きな〆切目前に
アワアワしておりました。
9月中旬からはじまった外壁張りも、
足場解体宣告をうけて、とにかく仕上げねば!と
焦る&疲労蓄積の日々でありました。
一度決められた解体日を「そこをなんとかあと一週間!」というお願いをしまして、
少し延命~。 (ふぅ…)
最後の土日を使っての仕上げです。
雨模様のお天気の中、建築家さんや友人のS田さんご一家も駆けつけてくださって、
なんとかどうにか、終わりましたよ~! ふおお~!
約2カ月のあいだ、早朝と週末を費やしてがんばってくれた夫に感謝。
そして、週末ごとに家族で駆けつけてくださった友人の皆さま、建築家さんに大感謝。
貴重な休日と、大変な労力を注いでくださって、ありがとうございました。
皆、にわか大工ではありながらも、
その仕事の結晶が
←こちら
どうです? なんと美しい外壁でしょう!
張り終えた翌日に現場へ行き、
足場と幕がはずれ、家が現れた光景を見て
思わず「わぁーきれい!」と息子と歓声を
あげてしまいました。
これからの長い間、今回お力を貸してくださった
友人たちと食事やお酒を共にするたびに、この外壁張りの話がつまみになるのだな~と、
それも今から楽しみのひとつでもあります。
家をつくる 10 [ui house]
いよいよふじの収穫もせまってきました。
秋深し、冬が駆け足で近づいてきています。
そんな季節の移ろいの中、家の工事も急ぎ急ぎ(焦)
9月中旬からはじめた外壁張りもひと月半が過ぎ、
そろそろ終盤かな~、と思っていた矢先!
ついに足場解体の宣告を現場監督さんから受けました。
アワワワ…。
父友数名にかわるがわる助っ人に来ていただいたり、
夫は、ほぼ土日は早朝から日没まで、平日は出勤前の1時間ほど作業をしてきましたが、
終ーわーらーなーいー(白目)
今回の壁は下から重ねて張っていくため、屋根に近くなればなるほど、
足場は必要になり、また屋根の傾斜に合わせて、
板を1枚1枚斜めに切る必要があるので、上になればなるほど時間がかかります。
そんなわけで、終盤の方が足場が必要!
でも…何事もお尻を決めることは大事でありまして、
足場のレンタル代もありますし、そのあとの工事の進捗状況にも影響がでるわけです(汗)
私も微力ながら(というかいてもたってもいられず)、
赤ちゃんおんぶしながらトントントンとやってみました。
耳に響いて泣くかな~と思ったけど、意外と背中で静かに固まっておりました(苦笑)
でも、おんぶしているので、足場の狭い隙間などには入れず、手の届く範囲のみ。
それでもけっこう進みましたよ~。
素人が外壁張りで悪戦苦闘するなか、
内部では棟梁が黙々と床板張りをしていました。
とーてーもー細かい作業でして、
通常の張り手間の3倍かかるとのこと。
いやはや、申し訳ございません(汗)
棟梁も日曜祝日関係なしで、休みなく来ておられます。
この現場が終わったらちゃんと
棟梁には会社から長期休暇などいただけるかどうか、
おばちゃんとしては心配しております。
と、とにかく、期日内に外壁張りが終わるかどうか、、、、
でも、高所作業なので安全第一に進めなければデス。
家をつくる 9 [ui house]
信州の秋、こちら北信も朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。
稲刈りもはじまり、りんごの木々にも赤い実がたくさん~♪
秋らしいさわやかな良い日和が続いています。
さて、家づくりもいよいよ自分たちでも動かねばならぬ時がきました!
そうです、その名も「自主施工」(ダダーンッ!)
つまり、自分たちでやってね、ってことです。
まずは床下や外壁の防蟻剤の散布から始まりまして、お次は外壁張りです。
今回の家づくりに関して、建築家さんにすべてお任せしているわけですが、
外壁のイメージだけは希望があった私。
それは「柿張り」(こけらばり)という名の張り方で、
薄い板を鱗状に一面張り詰める壁にしてみたかったんです。
建築家さんのデザインイメージを壊さないか?予算的に可能か?と
おそるおそる建築家さんに伝えたところ、「自分たちで施工するならできますよ」とのお返事!
おお~!ならば、やるしかありません。
小声( 夫よ、がんばって張っておくれ… )
というわけで、外壁張り第一弾を週末の土日におこなったわけです。
秋晴れのさわやかな土曜日、建築家さんご夫妻とスタッフ、
友人ご家族に集まっていただき、始まりました~。
外壁材はレッドシダー(米杉)という大木で、防虫効果や耐久性もあるそうです。
幅がまちまちな材をうまく組み合わせながら、棟梁がつけてくれた胴縁に釘で打っていきます。
←1段目こんな感じ。
ひたすらトンカチで
トントントン。
とにかく壁に
トントントン。
「棟梁だったらどのくらいの期間で仕上がりますか?」とお尋ねしたら
「…一週間ちょっとですかね」と。
ということは、にわか大工がやるとなると…3週間はかかりますな、毎日やって(汗)
ま、まずはこの2日間でどんな感じになるか、試してみないと!ですね(白目)
私ができることと、といえば、(ホントは赤ちゃんのお世話なけりゃ毎日コツコツやりたかった!)
お昼にお手伝いの皆さんにまかないを出すことぐらい~、というわけで、
1日目はザ・カレーライス。トッピングはチキンカツや揚げ野菜。サラダや果物も。
2日目はザ・おでん。鮭おにぎりやイカ飯、酢の物など。
棟梁もご一緒していただいて
楽しいお昼ご飯のひととき。
一同、棟梁の食べっぷりに
おののきつつ(笑)
お腹いっぱいになったホロ酔いの
お父さんたちはグダッと横たわっていたり…。
でも1時になったら、またムクッと起き上がり、トンカチをにぎってトントントン。
快く、にわか大工募集に参加してくださったお父さん方には、大感謝です~!
どうです?すばらしいでしょう~?
あえて不規則に張っているわけですが、
それって結構むずかしいんです。
皆さん、枚数を重ねるごとに
木目を意識してみたり、それぞれに上達しておりました。
小声( あ、お父さんたちががんばっている間、
お母さんと子どもたちは楽しくピクニックをしておりました )
と!こんな感じで、外壁張りは始まりましたが、
今後はコツコツと夫がひとりでがんばって張っていかねばです!
まだまだ続くよ外壁張り、トントントン。